2018年11月09日
役者紹介その9✿堀木祐奈
*役者紹介第9弾、最終回です!
ラストを飾るのは、役者経験豊富なコギト代表と、今回初めて役者を務める1女の2人。最後までお楽しみください(^^)
☆ ☆ ☆
涼しい風が頬を撫で、陽だまりの淡いぬくもりに心和む、そんな季節になりましたね。
コンビニのおでんがおいしいです。役者の遠藤です。
劇団コギトは俗にいうウェイサーではなく、どちらかと言えば中高時代、教室の隅にかたまってぼそぼそとパズドラをしていた人々の集団です。
しかし、大学に入っても半地下のアトリエでぼそぼそと演劇創作をしている我々コギトに、今年とうとうキャピキャピ女子が入団いたしました。
一橋大学商学部、堀木祐奈(19)です。
座右の銘は「私は私のままで幸せになる方法を探さなければならない」。
彼女が入団してからというもの、アトリエが一段とにぎやかになったような気がします。
昼休みにアトリエに行こうとすると、もう外から聞こえるんですよね、彼女の声が。
中へ入ってみると数人が楽しそうに談笑しており、その中心にはいつも堀木がいます。
彼女に質問してみました。
キャピキャピ女子とは小6以来話していないので緊張しました。
遠藤「好きな食べ物は?」
堀木「わさびです」
…調味料を持ってくるところに絶妙なひねくれ感がありますね。
やはりいくらキャピキャピ女子とはいえ、こう言ったところにへそ曲がり集団コギトとの相性の良さが見え隠れします。
遠藤「二番目に好きな食べ物は?」
堀木「たらこパスタ」
普通ですね。次。
遠藤「三番目に好きな食べ物は?」
堀木「タピオカミルクティー」
緊張のあまり3回も同じ質問をしてしまいました。
しかし、とうとうギャルの尻尾を出しやがりました。
まさにキャピキャピ女子のお手本のような回答です。
ZIPで紹介されていそうな典型例を持ってくる点、食べものっつってんのに飲み物を挙げる適度なボケ、
どこをとってもキャピキャピ女子そのものです。
今までさんざんウェイだのキャピだの言ってきましたが、彼女曰く、根は真面目であるようです。
堀木「商学部に入ったのも、将来を見越して実用的な学問をやりたくて」
へー、すごい。まさか彼女から「将来」とか「学問」という言葉が聞けるとは。
やはり一橋であることは伊達じゃないようです。
堀木「映画が好きなんですけど、小さな映画館で観るのが好きです。本当に映画が観たい人が来るから、私も集中して観られるんです」
おー、ファッション映画ファンではなく、なかなかディープな楽しみ方をしているようですね。
この後数分間映画の話をいただきましたが、恥ずかしながら筆者は映画に詳しくなく全くついていけませんでした。
そういえば彼女は映像作品を創作する「映創会」というサークルにも入っているようですよ。サークル員募集中!とのこと。
お願いしたらポーズ取ってくれました。ダサいけど。
遠藤「演劇はどんなの観るの?」
堀木「誘われたやつしかまだ観たことないです。たくさんありすぎてどれ観たらいいかわからないんですよね」
しかも、まだ「これだ!」って劇を観たことがないとのこと。
よっしゃ、おじさんがいろんな舞台に連れてったるで!
そんな彼女は、『ハッピーエンドの物騙り』では乃々花役を、『流星少年監獄少女』ではハナビ役を演じます。
遠藤「今回演じる役って、どんな感じ?」
堀木「乃々花はザ・メイドって感じ。ハナビは私に近い。というか猫かぶった私というか、大学デビューみたいな」
そのにじみ出るキャピ感は猫をかぶった仮の姿だったのか!
そういえばこの前一緒にカラオケに行ったら、メンヘラな曲だけ歌っていました。闇を垣間見ました。
遠藤「最後に意気込みを」
堀木「初めての役者なので、頑張りたいですね、はい。」
いい表情してますね。何なんそのTシャツ。
華やかな中にも、一筋縄でいかない何かを秘めている彼女。
そんな堀木祐奈の初舞台が観られる一橋祭公演、ぜひお越しください。
お待ちしております。
この記事へのコメント
げんきでかわいい。