2018年11月26日
スタッフ リレーブログ⑤★伊藤奈々子
*スタッフブログ最終回!役者紹介と合わせて、お楽しみ頂けましたでしょうか。
今日は「好きな○○」について、音響・宣伝美術の伊藤が語ります。
☆ ☆ ☆
こんにちは。
今公演で宣伝美術と音響を担当させていただいている伊藤です。
フライヤーについてたくさんの方から素敵なコメントをいただきまして、心がほくほくしております✌('ω')✌
さて、ブログテーマが「好きな◯◯」ということで、
私は好きなアニメについてお話させていただこうと思います。
と言っても某照明さんのように深夜アニメをチェックしているわけではありません。
(公演会場のすぐ下の階で演奏されている軽音楽部のバンド曲のチェックも欠かさない某照明さん)
私の好きなアニメは、
ドラえもんです。
どのくらい好きかというと藤子・F・不二雄ミュージアムに遊びに行っちゃうくらい大好きです。
欲しい道具はテキオー灯です。
(ご存知ない方は映画「海底鬼岩城」「ブリキの迷宮」をご覧ください。)
物心ついたころから、なぜか私の家には大量のドラえもん(映画)ビデオがありました。
しかし、これらのビデオはただの娯楽用品だったわけではありません。
母曰く「伊藤家の教育バイブル」だったのです。
私はひねくれた子どもだったので、親や先生から言われた事をいつも素直に受け止められませんでした。
(今もそうですが…)
ですが、架空のお話に登場する学びや教訓は、いつもすっと心に降りてきてくれました。
ドラえもんの生みの親である藤子・F・不二雄さんは自身の作品を「SF(すこしふしぎな)作品」と形容しています。
実際、ドラえもんには大人が子どもに対して説明しづらい社会問題がたくさん含まれています。
例えば映画「雲の王国」や「宇宙漂流記」では環境問題が、「鉄人兵団」では昨今話題のAIと人間の共存について描かれています。
これらの作品のおかげで、私は(なんとか)社会への関心を持って大きくなれた、といっても過言ではありません。
演劇見に行くのってハードル高いんだよね、とよく言われます。
当然だよなあと思います。
だって面白いかわからないし、1度入ったら90分くらいじっとしてなきゃならない。
役者に知っている人がいなければ尚更です。
でも、架空のお話って、普段素直に受け止められないこと、言いたいけど言えないこと、そういう物事を柔らかく私達に伝えてくれます。知り合いがいなくても、楽しめます。
一橋祭公演は終演しましたが、今後も劇団コギトは公演を行いますので、ぜひふらりと遊びにいらしてください。
またいつか、お待ちしております。